物件紹介

一つ一つの空間を広めにとり、極力段差をなくすことで開放感が生まれた。
ホワイトを基調にしながらも、無垢フローリングの木質感・ブリックタイルの素材感と間接照明の多用、そしてファブリックにポイントカラーを配し、温かみとリズム感のあるインテリア空間が生まれた。
設備類においても、細部にわたる機能及びデザインの配慮がなされた。オール電化による安全性の重視と、窓の設置位置や開口面積の工夫による日照時間の確保、蓄熱式床暖房などの採用により光熱費の大幅な節約が実現された。

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デザインのPOINT

リビングルームのホームシアター

天井高4000�oの大空間は楽しみ方もいろいろ。
窓に遮光性のブラインドを装備されたリビングが、時には休日の昼間にホームシアターになります。
オフホワイト・マット塗装仕上げの壁面に、直接プロジェクターの画像を映せます。
ソファーの背面から投影される約120インチの画面に、キャビネットカウンター内に格納されたサラウンドシステムオーディオの音響効果で迫力のホームシアターに早変わり。
アクションムービーやスポーツ観戦での興奮と感動のあとは、ハイサイドライト（南面の上部明かりとりの窓）から降りそそぐ陽射しのなかでゆっくりとティータイムです。

ホテルライクなパウダールーム

総巾2,600�o天然大理石カウンターのツーボール仕様の洗面台は海外のリゾートホテルを意識してしつらえました。
見た目のダイナミックさに加えて、細かい配慮と機能が隠されています。
左ボールの下部は収納扉が180°開き車椅子に座って洗面ができるバリアアフリー対応になっています。
壁面と扉がフラットになった掘り込み型の小物入れや正面のガラス棚もコンパクトですがとても重宝します。
一枚ものの大型ミラーにはカウンターと同材の大理石で縁取られ重厚感が増しています。
もちろん曇り止めヒーターが内臓されています。
鏡に映る背面のホワイト・スライド扉の内部は、ランドリー＆リネン類用の大型収納庫と洗濯機スペース。
実用本位でありながら生活感を感じさせないデザインです。

景色がご馳走！

家を建てるときに多くの人がその敷地と設計について望まれる要素が「日当たり」「間取り」そして「景色」です。
その中でも「富士山を臨みたい」という要望はとても多いのです。
相模湾の向こうに富士山を臨める高台のこの敷地において皆が一緒に眺望を得られ、過ごす時間が長いLDK特にダイニングからの「景色がご馳走」となるように設計しました。
浴室を眺望のベストプレイス「ビューバス」にという案もありましたが、「入浴時の独り占め」よりは季節や時間の移り変わりで表情を変える海や空をみんなで共有してその素晴らしさを楽しみたいものです。