加藤 ： 一言で言うと「空間づくりの相談相手」という感じでしょうか。
たとえば、「家を新築したい」「マンションをリフォームしたい」「古いお店をリニューアルしたい」とお考えの方に、「方針から一緒に考えていきましょう！」という立場でご相談を受けています。
お客様自身が描いたイメージがまだ漠然とした状態でも、それをしっかりと実現するための空間づくり（デザインから製作・施工まで）をお任せ頂けます。
もちろん、何でも全て当社のみで行うのではなく、建築家や工務店、各種職人さん、家具メーカーやインテリアショップの皆様と一緒にチームワークで役割分担されたエキスパート集団として取り組みます。
あとは、リフォームプランが決まり、ある会社と契約しようとするお客様から、医療の世界でいうセカンドオピニオン的なご相談を受けることも多いです。

加藤 ： 18歳の夏に初めて北米へ行った時に感じた現地のライフスタイルに触発されてインテリアに興味を持ったのがきっかけですね。
そして大学卒業後、東京でインテリア関連の仕事を3年間した後にカナダ・バンクーバーへ留学したという流れです。
バンクーバーでは、地元の人が通うデザインスクールに入りローカルな雰囲気でインテリア・グラフィックなどを現地の人々と学びました。
スクールでは専門職を目指す若者の生徒はもちろん、中古住宅を買って自宅のリフォームのためにインテリアデザインを基礎から学ぼうとしている主婦など人種・年齢は多岐にわたっていました。
日本からカナダに出向く時点で、いつかインテリア関連の仕事を横浜で始めたいという希望があり、その２年間は言葉で表せないくらいの貴重な経験ができた素晴らしい期間でした。
いまでも現地の当時の仲間との深い交流があり、カナダの人々の暮らしぶりや街並みそしてインテリアスタイルの変化などを研究しています。
横浜とバンクーバーが姉妹都市であることからも様々な面で共通な要素と親しみを感ます。